2010年9月 ニュースリリース
クオーツ誕生40周年記念 セイコー
セイコー クオーツ アストロン2010限定発売
セイコーウオッチより、バーゼルワールド2010にてクオーツウオッチ発売40周年を記念し発表した「セイコー クオーツ アストロン2010」が10月8日、限定発売される。クオーツウオッチの過去、現在、未来を象徴する限定モデルは全世界で200本、うち国内販売数量は20本とかなりレアな一本となっている。
クオーツウオッチとは、通電すると安定した高振動が得られるクオーツ（水晶）の特性を利用して、ICで調速を行い、モーターで針を動かす機構を搭載した腕時計のこと。1969年12月セイコーが全世界に先駆けて発売したクオーツウオッチ「セイコー クオーツ アストロン」の登場で、時計の精度は飛躍的に向上し、世界中の人々が容易に「正確な時」を知ることができる社会が実現した。
現在では、世界のウオッチ生産数約8億6千5百万個のうち、約98％がクオーツ式となっている。（2009年、日本時計協会推定値）
＜商品の特徴＞
■オリジナルを彷彿させる個性的なデザイン
・ 世界初のクオーツウオッチとして1969年に発売した「セイコー クオーツ アストロン35ＳＱ」にデザインをベースにしながら現代的にアレンジしたデザイン。
・ 随所にクオーツ（水晶）を象徴する意匠が盛り込まれている。まず、ダイヤルには1972年に制定された「水晶マーク」を40個配し、背景には水晶の結晶を模った六角形パターンを型打ちしている。通常はラインや円形で表現する分目盛りも六角形となっている。
・ りゅうずに刻印されたセイコーの「Ｓ」マークの周囲も六角形で囲んでいる。
■高度な加工技術によって生み出されるケース
・ セイコーエプソン?が開発に携わった、5方向からの切削を数値制御で行う、最先端の加工技術を駆使し、最大の特徴であるクオーツウオッチの未来を感じさせるデザインが実現。
・ セイコー独自のチタン合金「ブライトチタン」製のケースは、裏ぶたがケース本体を包み込む特殊な構造で構成されている。加工が難しいチタン合金を高精度で仕上げられる高度な機械加工技術があるからこそ実現できた仕上がりとなっている。
・ 黒い光沢のケース本体は上面に熟練した技術を持つ職人によるザラツ研磨を施し、ゆがみのない美しい鏡面に仕上げた後、硬質コーティングを施すことでブライトチタンの2倍以上の堅さ（注1）を実現している。
注1：ビッカース硬度にてブライトチタンとコーティング後の素材の堅さを比較した場合
■世界最高レベル 年差10秒のクオーツキャリバー9Ｆ62を搭載
・ 特別なテストやエージングを経て選別した水晶を水晶振動子に搭載し、さらにその水晶それぞれの特性に合わせICが補正を行い年差10秒という高精度を実現している。
・ 秒針が目盛り上で1秒ごとに制止するとき、僅かに生じる震えを抑え、指示誤差を軽減するバックラッシュオートアジャスト機構を搭載している。
・ 運針のためのパルスを1秒に2回送るツインパルス制御モーターを採用することでエネルギーを有効活用し、力の強い機械式ウオッチと同等レベルの長く太い針で視認性を向上している。
＜商品仕様＞
●商品名／セイコー クオーツ アストロン2010
●品番／Ｓ23617 JC
●価格／525,000円（税込） 限定200本（国内20本）
●ケース素材／ブライトチタン（ブラック硬質コーティングつき）
●バンド素材／シリコン（替えバンド素材：クロコダイル）
●ガラス／デュアルカーブサファイアガラス（無反射コーティングつき）
●裏ぶた／ブライトチタン（シリアルナンバー入り）
●防水性能／日常生活用強化防水（10気圧防水）
●耐磁性能／耐磁時計（JIS耐磁時計1種）
●ケースサイズ／縦44.0ｍｍ 横41.0ｍｍ、厚さ9.6ｍｍ
＜ムーブメント仕様＞
クオーツムーブメントキャリバー9Ｆ62
●時間精度／平均年差±10秒（気温５℃～３５℃において腕につけた場合）
●電池寿命／約3年
●ムーブメントサイズ／外径27.0ｍｍ×26.0ｍｍ、厚さ3.1ｍｍ（電池部分の厚みを含まず）
＜お問い合わせ先＞
セイコーウオッチ? お客様相談室
ＴＥＬ0120-061-012
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